セメント瓦屋の作業日誌

大分県杵築市山香町で瓦屋やってます.日々の仕事の出来事を気の向くままに書いてます。

本日の作業/瓦はぎ

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天候:曇り


今日から山香町内のお宅の屋根替えです。雨漏りのする部分のみですが、家のそばに立っている梅の木の枝葉が生い茂り屋根にかかって葉が屋根に積もったり日陰になるので瓦にコケが生えたりしているので木の枝を短く刈り取る作業から始めました。


瓦を剥いでみると屋根の一部に下葺き材に杉の皮を使用していました。


アスファルトルーフィングが世の中に出回る以前は大体が杉の皮を使っていたそうですが木材を余すことなく使い切る日本人の知恵にはつくづく感心します。
(防水性という点では人工物(アスファルトルーフィング)には劣りますが、耐久性という点では天然素材(杉の皮)の方が勝っているような気がします。)