九州各県から総勢23名の方が出場され大分県からも1名の方の参加がありました。
競技課題は瓦葺き技能検定の架台を利用して、一文字軒瓦で隅棟に鬼瓦を使用せずに熨斗瓦と棟巴を半月状に加工して納める工法でした。(隅棟の納め方の正式な名称は知らないのですが…,
この納め方は意匠的には面白いけれど、雨水に対する配慮を十分にしておかないといけないそうです。)
こういった競技会の場とは縁遠いので、他人の作業の仕方・様子を見るだけでも参考になります。
隅先に納める台形に加工する熨斗瓦の合端には皆さん時間をかけられていたようです。
時間制限のある競技会ではタガネを使った瓦の切断を、希望する線(位置)でいかに綺麗に早くできるかが仕上がりに影響するんだなと素人目に見ても感じしました。
選手の皆さん各々、施工を早く、綺麗にする為に考えられた治具・工具を見れるのも楽しみの一つです。
残念ながら帰りの移動時間の都合上、できあがった作品をじっくり見る余裕が無かったのですが
選手の皆さん、準備・審査に関わった関係者の皆さんにはお疲れ様でした、ありがとうございました。